ニュータウン白庭台

2014年06月24日


ニュータウン白庭台

空中写真1985/07/28(昭60)
ニュータウン白庭台
空中写真2008/05/15              国土地理院の基盤地図情報を使った

 奈良県のベットタウンの一つである白庭台はほんの10年前まで空き地ばかりの土地で、駅はなくどこへ行くにも一度隣町にある駅まで行かなければならなかった。高年齢の人の人口比率が高かったので、小学校や中学校の生徒の人数が減っていき、クラスの数も減っていっていた。お店も少なく大きなスーパーやコンビニもなかったためとても不便な町だった。若い人が減り学校のクラス数が減りつつあったが、町に駅ができることによって新しく生まれ変わった。
 奈良県の内、大阪や京都の近場に位置する町は、ベッドタウンとして利用されている町がいくつもある。白庭台は大阪や京都の近場に位置していたが、駅が遠かったためベットタウンとしては使われていなかった。しかし、2006年3月27日に白庭台駅が白庭台の中心に建てられた。白庭台駅はけいはんな線生駒から学研奈良登美ヶ丘の間で開通により開業されて大阪とつながったために、交通面で不便なことがへり、また、都会に近かったためオフィス街で働くサラリーマンのベットタウンとして売り出された。多くの人がこの土地を求めたため奈良県内からの移住が増えていき、白庭台駅ができるとともに白庭台はニュータウンとして発展していくことにつながった。多くの家が建てられ白庭台に住む家族が急増するに伴い小学校や中学校の生徒の人数が増え、特に低学年の人数の増加が大きく、その人数は10年前の3倍近くにもなる。ベットタウンなので朝と夜はサラリーマンや学生で駅はあふれかえる。ここ数年で徐々に賑やかな町になってきている。
 新しい家がたくさん建てられ若い人が増えたため、前までは利用者が少なく寂しかった公園も利用者が増え、新しい遊具がつくられたり新しく大きな公園がつくられたりしていった。また、利用者が増えたため近くにコンビニが増え大型のショッピングモールやスーパーなども建てられ、町はだんだんと活性化していっている。駅前には大型マンションがたちならび、花屋、塾、銀行、本屋、カフェ、病院、薬局など以前はバスで遠出しないと利用できなかったものが次々に建てられている。白庭台の真ん中を突っ切る長い道には、ケヤ木が植えられておりケヤ木通りと呼ばれ、みんなが通る道で朝と夕方は登下校中の学生であふれかえる。
 今はまだまだ都市部と比べたら不便なことが多い町ではあるが白庭台はニュータウンとしてここ数年間でどんどん発展が続けられていっているため一気に成長してきている。白庭台駅は奈良県の人気駅ランキングでも上位に位置するようになった。ニュータウンなのできれいな家やマンション、お店ばかりでおしゃれな街である。線路の増築が現在も行われており、京都府とつながる計画もあるので、さらに交通面が改善され上京都のオフィス街で働くサラリーマンや京都の学校に通う学生のベットタウンとしても売り出されたためさらに白庭台の土地を求める人が増えるだろう。そして自分たちが住む町がよりよい町になるために新しい建物が建てられている。

白庭台マンション
白庭台マンション
オレンジ公園
オレンジ公園
白庭台駅
白庭台駅
駅前の店
駅前の店
ケヤキ通り
ケヤキ通り



地図はこちら

ニュータウン白庭台
都市構想図
http://www.shintoshi21.com/ikomamap.jpg
ニュータウン白庭台
https://www.city.ikoma.lg.jp/index/files/296-1.pdf




Posted by okka at 13:36│Comments(0)
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